雨天決行

この前の週末のポケモンGOイベントは、悪天候に苦戦した人が多かったに違いない。

連休初日は、その日までに終わらせないといけないバトルのために傘をさしつつレイドを見つけてはボールを投じ、寒いけれど天気はよかった中日は、歩き易い靴を履いて臨み、人が集まったレイドに駆けつけては参加し、最終日は更に雨と強風の中、心残りのあるレイドを近所で見つけて参加した。

これが先週のような陽気だったら、もっと楽しめただろうに、こればかりは不可抗力だからしょうがない。

唯一の晴天だった土曜日は、道端で立ち止まってレイドに参加しているプレーヤーもよく見かけたし、首尾よくゲットしたと思しき親子連れと会釈を交わしたりしたが、日曜日は、現地到着するや否や「この天気は圧倒的不利だ~」と小学生にダメ出しされたし、自転車に乗ったレインコート着用のプレーヤーが去って行くのを見送ったりした。確かに人が集まらず、寒い中で待つのも辛かったので断念したレイドもひとつではなかった。

とはいえ、お気楽プレイヤーの割には、スペシャルリサーチもちゃんとクリアできて、偶然の産物ではあるが、レアの色違いも取れたりしたので、成果はまずまず。真剣にやっている方に申し訳ない。


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今回ゲットの色違いトリオ、個体値はイマイチ
野生で出会ったアグノムは真剣に取った

 

洋菓子

 


子供の頃、ケーキなどを食べる機会はそうそうなかったが、わが家では自転車で買いに行ける学芸大学の「マッターホーン」のケーキが定番で、たまに買ってきてもらえると、包装紙をブックカバーにしたりして大切にとっていたのを覚えている。最近ではすっかり有名店になって、バームクーヘンは予約でないと買えないとか聞くが、いつか義母に買ってきてもらったとき、包装紙が昔のままでうれしかった。

今はデパ地下で東京のみならず、ありとあらゆる店のスイーツが買えてしまうので、特定のお気に入りはあまりないのだが、大学生からOLの頃には、いくつかあって、そのうちのひとつが赤坂「しろたえ」のレアチーズだった。

夫がたまたまお店の前を通りかかったら、雨で列がなかったからと買ってきてくれた。何年ぶりだろう。少なくとも、令和になってからは一度も食べてないし、もしかしたら10年どころか20年ぶりかもしれない。

せっかくだからとレアチーズ以外も買ってきてくれたのだが、食後に全て半分ずつ食した結果、やっぱり、ここはレアチーズだね、と意見が一致した。小ぶりだが、その分値段も良心的。奇をてらっておらず、きっと変わらないところがよいのだろう。

ちなみに、他の定番は、銀座「マキシム」のナポレオンパイ、「トップス」のチョコレートケーキ、「小川軒」のレーズンウィッチ、など。そういえば、原宿の「マリオンクレープ」や、表参道のハーゲンダッツ路面店に並んだこともあったっけ。いずれも、今では食べることもない。

そのうち、人が集まるときに、懐かしのスイーツ大会でもしてみようかな。

いくら小ぶりとはいえ、全部は食べすぎ・・・

ワントーン・コーデ

ひと昔前は禁じ手だったような気もするが、最近は上下同じような色で揃えるコーディネートがおしゃれらしく、ネットの記事でよく見かける。さすがにオールホワイトは危険この上ないと思われるので、試しに流行色というグレーのパンツにグレーのセーターを合わせてみた。うーん、素材は微妙に違うとはいえ、ちゃんと化粧をして髪の毛を整えないと、遠目には逮捕された時にパトカーまで連行される人みたいだ。(あのグレーのスエット上下は用意されていると聞いたことがあるが本当だろうか?)

それ以降、再挑戦もせずにしばらく忘れていた頃、次々と送られてくるセールのお知らせメールを開いていたら、前にお気に入りに入れていた商品が半額になったというので誘導されて見たところ、ネイビーのブラウスにネイビーのベストのセットだった。これも流行のコーデ商品だったと気付いたものの、その色は完売だったので、一念発起してネイビーの毛糸をまとめ買いし、編み図を探してベストを編んでみた。似たようなブラウスは、セールで調達した。今回は見本となる既製品を目指して作ったので、悪くない出来・・・と思う。

出来上がった時には、ベストよりセーターの寒さだったが、このところの陽気でようやく出番到来。参考商品通りなのでしょうがないが、ウール素材でハイネックのベストだから、この暖かさだと活躍期間は長くないかもしれないけれど、しばらくは、これにブルージーンズで流行の端くれを味わうことができそう。

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服の写真をちゃんと撮るのは本当に難しい・・
ファッションブロガーさん達はいろいろ工夫しているんだろうなあ

 

 

 

猫日和

週末は最高気温が15℃以上の陽気だったので、ちょっと期待して、実家に出かけた。

果たして予想通り、おともだちに出会えた。この前姿は見かけたけれども触れ合うことはなかったので、今年は初めてかもしれない。いつもの家のドア前に佇んでいて、声をかけたら、目を細めて出した手に頭をこすりつけて来た。撫でると言うより、少し強めに掻いてあげると、次にやって欲しいところを押し付けて来るので、頭、耳の付け根あたり、あご、首回りと一通りご希望にお応えした。

そろそろかな?と思うと、ちょうど、後方から、黒いニーハイを履いてスマホを見ながら歩いてくるお姉さんが見えたので、触るのをやめてみた。

すると、次に備えるべく、家のポーチから道にトンと降りて、横たわった。遠ざかりながら後ろを振り返って確認したら、しゃがみこんだお姉さんにお腹を撫ででもらっていた。さすがの人たらしっぷりである。

これから、暖かい日が増えると、遭遇率もぐんとアップするはず。

f:id:ki1823:20240218152918j:imageこんにちはのごあいさつ直後

f:id:ki1823:20240218152939j:image次の人待ちの状態

後遺症

スキーのお土産の甘味もすっかりなくなったというのに、体の痛みがまだ残っている。

最初は数年前に痛めた膝近くのじん帯。今回は、転んだりひねったりはしていなかったのだけれども、最終日に少し違和感を感じて、そのうち、ある角度で力を入れると痛いことがわかり、緩い斜面を選んだり、休みながら滑るようにしてなんとかやり過ごした。ところが、戻ってきてからあまり回復せず、少しかばうように歩いていたせいか、今度は腰が痛くなってきた。じん帯はほぼほぼ治ったが、腰はまだ痛い。

そもそも、ここ数年、コロナのおかげで空いている上に安かった北海道にスキーに出かけていたので、新潟の近さを忘れていた。朝、東京を出ても新幹線で午前中に到着し、昼過ぎからは余裕で滑れるし、最終日も3時頃までゲレンデにいても、夕方の新幹線で夕食時には家に着いてしまうのだ。つまり、同じ日程だと丸1日分は多く滑れてしまうことになる。

年を取って確実に体は弱体化しているのに、いつもよりたくさん滑ってしまったことによる影響は大きい。とはいえ、この治りの遅さは、朝食をたくさん食べて、よく運動し、ゆっかり温泉につかって、眠くなったら寝てしまうという健康的な生活から、わずかの朝食に、座りっぱなしでPCを長時間見続け、狭い風呂に入ってから夜更かしする日常に戻ったからに違いない。

十分に堪能したから雪山はそんなでもないけれど、温泉はひたすら恋しい。

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久しぶりのガーラはコースの多さと雪質のよさで楽しめた
それにしても、西洋東洋問わず、外国人がなんと多かったことか!

Chocolate Shrine

バレンタインデーといえば、チョコレート。既に、手作りやハイブランドから撤退して久しいけれど、一応、家族には毎年準備している。

個人的には、洋菓子も和菓子もいけるクチではあるが、チョコレート自体ではなくて、グッズを密かに収集している。

アメリカにいた時、当時コレクションしていたBeanie BabiesのHershey'sバージョンが出て、片方は普通に、片方は確かeBayでゲットしたのがはじまり。その少し前に、日本から来た両親と一緒にフィラデルフィア郊外にあるHershey(地名になっている)で工場見学したり、ミニチョコが摑み取りし放題のホテルに泊まったりして、なかなか楽しく過ごしたので、どうも欲しくなってしまった。街中のBeanie Babiesの定価は、5~6ドル程度だったが、これは、プレミアがついて少し高かった記憶がある。Beanie Babies自体は帰国前後でかなり処分したが、これらはさすがに残した。

その次は、もう10年以上前だと思うが、ペットボトル飲料に付いてきたオマケのコレクション。ひとつはリプトンのSadaharu Aokiのストラップで、今でもヤフオクで売っていて驚いた。更に、サントリーのTHE PENINSULA TOKYO Sweets Collectionも、箱に収める関係で、チョコレートのものだけを手元に残した。どちらも当時の職場の同僚の多大なる協力でコンプリートできた。

他には、海外のチョコレートのきれいな空き箱や、雑誌の付録のポーチなども。置く場所も限られているので、大きさや形など、自分なりの制限があり、コレクションが増えるのは、かなり不定期でその頻度は低い。去年夏の北海道旅行で訪れたロイズタウンのガチャで手に入れたミニ板チョコは、数年ぶりの追加となった。

普段は本棚の一角にまとめて置いてあり、時々ホコリを払いつつ眺めると、なんだかちょっと幸せな気分になれる。

f:id:ki1823:20240214090021j:imageHershey'sのチョコレートはフェルトの手作り
ネコ柄の空き箱はどちらもドイツのもの

 

追悼

旅行中に突然の訃報がメールで飛び交った。大学時代のサークル仲間のひとりが亡くなったのだ。ここ1年は闘病中だったと言う。コロナ禍には自粛していた集まりが、最近はちょくちょく開かれていたが、そういえば、彼はこのところ不参加だった。最後の方は、はっきり、体調不良と理由が書いてあったが、まさかここまで深刻とは思っていなかった。

新年会は皆の都合が合わず、残念にも、葬儀が年始の顔合わせになってしまった。いつも会の手配をしてくれる元幹事長が、スマホの写真の中から、元気だった飲み会の写真を探してくれた。6年前だった。

まだ学生のお嬢さんを残して逝くのは、さぞ心残りだったに違いない。平日で仕事を抜けて来た人が多かったこともあるが、いつものメンバーがほぼ全員集まったにもかかわらず、式の後は三々五々帰ってしまった。

告別式が終わった今でも、次の飲み会の輪の中には、あの人懐っこい笑顔で彼の姿があるような気がしてしまう。思い出を語り合うには、まだ時期尚早ということか。


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合掌