後遺症

スキーのお土産の甘味もすっかりなくなったというのに、体の痛みがまだ残っている。

最初は数年前に痛めた膝近くのじん帯。今回は、転んだりひねったりはしていなかったのだけれども、最終日に少し違和感を感じて、そのうち、ある角度で力を入れると痛いことがわかり、緩い斜面を選んだり、休みながら滑るようにしてなんとかやり過ごした。ところが、戻ってきてからあまり回復せず、少しかばうように歩いていたせいか、今度は腰が痛くなってきた。じん帯はほぼほぼ治ったが、腰はまだ痛い。

そもそも、ここ数年、コロナのおかげで空いている上に安かった北海道にスキーに出かけていたので、新潟の近さを忘れていた。朝、東京を出ても新幹線で午前中に到着し、昼過ぎからは余裕で滑れるし、最終日も3時頃までゲレンデにいても、夕方の新幹線で夕食時には家に着いてしまうのだ。つまり、同じ日程だと丸1日分は多く滑れてしまうことになる。

年を取って確実に体は弱体化しているのに、いつもよりたくさん滑ってしまったことによる影響は大きい。とはいえ、この治りの遅さは、朝食をたくさん食べて、よく運動し、ゆっかり温泉につかって、眠くなったら寝てしまうという健康的な生活から、わずかの朝食に、座りっぱなしでPCを長時間見続け、狭い風呂に入ってから夜更かしする日常に戻ったからに違いない。

十分に堪能したから雪山はそんなでもないけれど、温泉はひたすら恋しい。

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久しぶりのガーラはコースの多さと雪質のよさで楽しめた
それにしても、西洋東洋問わず、外国人がなんと多かったことか!