ルッキズム

今年は個人的に注目している候補選手もいなかったのだけれど、ついつい習慣で見てしまった・・・ドラフト会議。しかも結構長い時間。それを見ていても思ったのだけれども、最近のプロ野球選手って、なんだかスッキリしている気がする。昔から元近鉄の森脇さんのような男前の選手はいたし、新幹線のホームで偶然サインをしている西崎投手を見かけたときにはそのカッコよさに芸能人かと思ってしまったけれど、そういうのとは違い、全体的なレベルが上がったというか、いい意味で野球選手っぽくない人が増えたというか。

個人的には、男性はいわゆる塩顔が好み。目は大きくなくてよく、二重でなくてもよい。どちらかというと凹凸が少なめのつるんとしたたタイプの顔がよくて、今まであまり野球選手の中では見かけない部類だったかもしれない。ところが、最近は試合の中継を見ていると、時々発見してしまうのですよ、このタイプ。ついつい、スマホで経歴や成績を調べてしまったりする。

いろいろなチームに、そういう推しみたいな選手が何人がいるのだが、そんな中のひとりが戦力外通告されたと報じられて、ちょっと憤慨した。最近まで、勝ちパターンで投げていたではないですか。どうやら手術明けで、当分投げられないことが原因らしいのだが、中継を見る数少ない楽しみを簡単に奪わないでほしい。

そんなふうに野球中継を見るようになったのは、勝敗にのみこだわっていると、つまらなくなってしまったからかもしない。今、応援しているのは、セントラルはヤクルト、パシフィックは日本ハム。別の楽しみを持って見るくらいでないと、弱いチームのファンはやってられないのである。来年はどちらかでよいから、CSに進出してくれないかなあ。