うちの子自慢

涼しくなってきたせいか、おともだちのネコに全然会えないので、ふれあい不足を感じ、週末に親戚のわんことドッグランに出かけてきた。

公園の中にある大きめのドッグランで、園内ペット可なので、たくさんのわんこと飼い主さんたちが公園内を闊歩していたけれど、自分と何匹もの子と同じTシャツでコーデしてたり、凝ったデザインの服を着てたりする子もいた。それを見ながら、最近ヨーロッパから帰国した義弟と、犬にこんなにお金かけて着飾ったりしてるのって、日本だけだよねーと言い合っていたのだけど、後からよく考えたら、あれ?そうだったっけ?

もうかなり前、ニューヨーク近郊に住んでいたことがあって、そのとき、同じマンションにとてもおしゃれなグレイハウンドがいた。彼らは賭け事のひとつ、ドッグレースに使われる犬種で、レースを引退した後、殺処分になっている!と動物愛護団体が騒ぎ立て、一時、引退したグレイハウンドを飼うのがブームになっていたことがあった。豊富な運動量が必要で散歩は一年中必須、ただ、体脂肪の少なさと短毛ゆえに大変寒がりで、涼しくなるとアラン模様のとっくりセーターを着ていたり、もっと寒くなると、絶対私のコートより高価に違いないアニマル柄にファーの縁取りがついたケープみたいなコートを着ていたりした。

また、10月31日のハロウィンの日中には、マンハッタンのドッグランで仮装パーティーが開催されていた。この日ばかりは、日頃忙しいニューヨーカーも会社を休んで、小型犬には、フリフリのドレスにティアラを付けてうんとかわいくしたり、大型犬は、勇ましくマント付きのアメコミヒーローに変身させたりと、それぞれがご自慢の仮装で集結していた。

つまり、外国、少なくともニューヨークでは、その機会さえあれば、愛犬を着飾って見せたい!とうずうずしている人は結構いるはずと見た。前言撤回。

 
今年作ったわんこ用セーター。どちらも同じデザインで、サイズオーダーのカスタムメイド!