ノスタルジア

昨日は仕事帰りにわざわざ吉祥寺までこれを食べに出かけてきました。ずっと、気になっていたお店で、週末は混みそうだから、あえて平日の夜に。

さて、もう忘却のはるか彼方、最初の会社にいたOL時代、隣のビルに小さな千疋屋が入っていて、社用以外で唯一買えたのがフルーツサンドだった。今思えば、ただの薄切り食パンにおそらく日が経ってしまった果物の切れ端が入っていたようなものかもしれないけれど、もちろん初めて見たし、切れ端とはいっても千疋屋の果物だし、他ではお目にかかれるものではなかったので、時々ごほうびランチとして食していた。

それからずいぶん経って、映える切り口のフルーツサンドが全盛を迎え、家の近所には行列のできる専門店までできたので、何回か食べたけれど、それだと、もちろんおいしいんだけど、贅沢すぎるというか立派すぎるというか・・・一方、駅ビルの神戸屋キッチンのフルーツサンドは、パッケージや大きさが昔の記憶に近いものの、今度はちょっと物足りないような・・・

で、今回のフルーツサンドは、ちょうどいい塩梅にどちらの足りない部分も補い、私の要求も満たしてくれていた。わかったことは、多分、私的には、単一の果物ではなくて、数種類入っているのこそ、フルーツサンドと認識するのであり、クリーム以外のもの、チョコレートとかナッツとかが入っているのもダメらしい。

また、食べに行きます!

すごいボリュームっぽいけど、意外といけちゃう。添えてあるレタスサラダも箸休めに〇