ヘアカット

髪の毛をいじるのは、小さい頃から割と好きだった。髪の長さは、スポーツに熱心だった高校時代を除き、ほぼ肩より長くしている。OL時代には、真冬の起き抜けに編み込みをして背中の筋肉がつってしまうという医者に呆れられた負傷をしたこともある。

以前は、カット・パーマ・カラー込みで3時間、3万円という高級美容室通いをしたこともあったが、体もふところ具合も疲れてしまい、更に、頭皮にアトピーが出てしまったこともあって、パーマとカラーはもう10年近くしていない。

年とともに、白髪も増え、髪のうねりも強くなり、お世辞にも素敵な髪とは言えないが、カット専門の美容室には、男性ほどではないけれど、まあまあ頻繁に通っている。

在宅勤務の今日も、アプリで空きを見つけて昼間にささっと出かけた。コロナ禍以来、美容師さんと話すことが少なくなったので、静まった店内にシャキシャキというハサミの音がBGMとともに心地よく響く。髪の毛を切ってもらうのを見るのも好きで、いつも、こっそりと、でもしっかりとそのしなやかな手さばきを鏡越しに堪能している。ブローを見るのは更に好きで、じっと見ているからか、いつも、ここはクセがあるからこう伸ばした方がいいとか、ヘアアイロンはここに使うなどと、色々教えてくれる。

大きく変わり映えしないので、夫に気づかれないことすら多いが、それでも、今日も充実の30分間だった。

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洗面台のヘアケアグッズ、クセやうねりによいと聞くとクリームやオイルをすぐ買ってしまう