リバイバル

株主優待券があったので、かなり久しぶりに映画館に出かけた。使える映画館が、いわゆる単館系の映画館で、その中から再上映の「ゴーストワールド」を見た。

20年以上前の映画だったので、今や、貫禄すら漂うスカーレット・ヨハンソンのなんと若いこと!主演はもうひとりのゾーラ・バーチの方だったが、ふたりのカラフルなファッションとみずみずしさが若さゆえの危うさをよく表現して、なんてことない内容なのだけれども、なかなか楽しめた。休日だからか、再上映にしては、結構人がいた。

ゾーラ・バーチ繋がりで、ちょうどアメリカに住んでいた頃の封切で大反響を呼んでいた「アメリカン・ビューティー」も急に見たくなって、アマプラで見てしまった。こちらも、危ういティーンエイジャーとその親を描いたもので、当時は、なんだか薄気味悪い映画という印象が強かったが、今見ると、極端ではあるが、あの頃のアメリカの人々の縮図という平凡そうな日々が一転して・・・というところがウケたのだろうと少し理解できた。自分がこの映画を見るのに適した年齢に達したということなのかもしれない。

でも、やっぱりアメリカっぽい衝撃的なラストシーンは私にはちょっと厳しいけれども。


f:id:ki1823:20240112143849j:image主演のふたりの等身大パネル、やっぱり衣装が可愛い